年金のお話
 

国民年金の保険料、2年前納が可能に ~ 平成24年4月末の口座振替より

 平成26年4月から消費税が8%になります。少しずつ景気が上向いて来たとは言え、家計を預かる妻のサイフの管理は当分厳しい日が続きそうです。そこで少しでも国民年金の保険料の負担を軽くしたい人に朗報です。

 平成25年度の国民年金の保険料は月10,540円(年間で約18万円)と、国民年金加入者にとりかなりな出費です。現在、国民年金の保険料は前納すると割引があります。

 さらに口座振替なら、毎月納付でも早割(当月保険料を当月末引落し)で年間600円、6ヵ月分前納なら年間1,030円、1年分前納なら年間2,060円もオトクです。この口座振替の納付に、平成26年4月から2年前納制度が始まります。

 新しく始まる、2年分前納の効果と注意点は次のとおりです。

 @2年間で約14,000円ほど割引
    (割引額は平成25年度の保険料による推定)。
 A2年前納分の全額がその年の社会保険料控除の対象。
 B口座振替で納め忘れを防ぐ。
 C申込みは毎年2月末まで、口座振替日は4月末。
 D詳しくはもよりの年金事務所へ問い合わせを。

 既に1年分、6ヵ月分の前納を利用している人も、2年分前納に変更時は、再度申込みが必要です。ゆとりがあるなら、2年前納の利用を検討してもいいでしょう。

口座振替の割引額             平成25年度
前納の仕方 毎月納付・早割 6ヵ月分前納 1年分前納 2年分前納
オトク額 600円 1,013円 2,060円 約7,000円 




シニアの話題、年金が花盛り  

 私はまだ仕事を続けていますが、暇をみつけて夫婦で旅行し、友人などの口コミで得た情報をもとに美味しいランチや居酒屋の雰囲気などを楽しんでいます。その資金は、夫婦の年金です。

 そんな外出先で感じるのが、最近以前に増してシニア間での「年金の話題」が花盛りの印象です。

 私の仕事の一部は「年金相談」。たまには仕事を忘れてゆっくりしたいと入店した「カラオケ喫茶」で、近くに座った女性数人のグループから声高に聞こえてくるのは「自分と配偶者が受給している年金額が少ない」こと。

 その中の既に配偶者がいない妻が、自分が受給している遺族年金のことを、具体的な金額付きで解説し初めました。拝聴する友人たちは、ときに頷いたりしてそれは熱心な受講者です。

 先日も、1泊で出かけた旅行先で、ビールで乾杯といい気持ちになったとき、近くのテーブルから男性の声が聞こえて来ました。第2の職場を退職後、年金の請求はいつすればオトク?的なよくある話し。先輩たちからいろいろ伝授されているようです。

 年金に興味があるシニアが増えたのは嬉しい限りです。相談を受ける側から一言わせてもらうと、単に年金額が減る、少ないと嘆くだけでなく、年金の大切さと有り難さを子ども世代に伝えて欲しいと思っています。

 将来的にあまり増えない年金だけど、生存していれば長いセカンドライフのベースを支えるくれる年金。改正内容などを利用して、少しでも増やす工夫も大切ですね。

旅行資金は年金から

 
箱根から見た富士山

 

2014.1.1






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