年金のお話
 

遺族基礎年金を父子家庭にも支給    〜2014年4月施行

 現在、国民年金から支給される遺族基礎年金は、生計維持関係※1にある「子のある妻または子」に支給されますが、2013年4月以降※2は「子のある夫」にも支給されます。

※1 生計維持の基準は、年収850万円(所得655.5万円)。
※2 2013年4月に消費税が8%になることが前提の施行でしたが、
    首相より予定どおりの引上げが表明されました(2013.10.1)。

 つまり、施行後に妻が亡くなった場合、要件を満たせば夫にも遺族基礎年金の支給が可能になります。妻に支給されて夫に支給されなかった遺族基礎年金の不合理が改善されます。

 一方、施行後に第3号被保険者が死亡した場合、遺族基礎年金は支給されません。これまでは、夫である第3号被保険者が死亡した場合、子のある妻や子に遺族基礎年金が支給されていました。

 厚生年金などに加入する第2号被保険者に扶養されている第3号被保険者は、収入が少ない又はない人なので亡くなっても家計への影響が少ない、自身では国民年金の保険料を納付していないことも関係しているのでしょう。

 年金制度も刻々変わる中、夫婦の働き方も多様化しており、社会保障の隙間を上手に民間の保險などで手当する知識が求められる時代になりました。

【追記】2014.2.23

●当初、第3号被保険者が死亡した場合、遺族基礎年金は支給
 されないとされました。
 しかし、公平性に問題があるとの指摘を受け、
 第3号被保険者が死亡しても遺族基礎年金が支給されます。


                


知らないと質問すらできない・・・  

  企業や行政などで50歳代や退職間際の人などにライフプランセミナー・年金などのセミナーを数多く実施しています。

 そこで気が付いた最近の特徴は、以前と比べ男性も生き方や年金や健康保險のこと興味を持って気楽に質問してくれる人が増えたことです。

 最初にセミナーの内容に関する質問は何でも"OK"、個人的なことは休憩時間にとお断りしています。

 多人数の講演と異なり少人数のセミナーなので、素朴な質問大歓迎、質問に答えることが参加者の知識の共有になると思っているからです。

 年金など専門的知識が多く1日のセミナーで全て理解するのは難しいため、まずは「興味を持ってもらう」を目標にしています。

 休憩時間に質問にお応えしているとき、ある受講者から「知らないと質問すらできないことが、今日分かりました!」と嬉しい言葉をもらいました。
 そうなんですね。基礎的知識を学ぶ意味はそこにあると私も思っています。

 興味がないと巷に溢れている重要な情報が私たちを素通りして消えてしまっているのです。後は受講生がどれだけ自分で「行動」するかにかかっています。

 この仕事、あと少し頑張ってみます。


2013.10.1






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