年金のお話
 

年金減額法成立 ~平成25年10月

  過去の特例措置で本来の年金額より2.5%高い年金支給額が、平成25年10月、26年4月、27年4月の3回に分けて減額されることが決まりました(平成24年11月16日)

 特例水準2.5%の解消は、当初平成24年10月からスタート予定でしたが、1年先送りされて施行となったのです。減額率の内訳は、当初の予定と異なり1.0%、1.0%、0.5%です。

 1回で1%の年金額の減少は初めてで、平成27年4月の国民年金は、現在より年約2万円減少、厚生年金(標準世帯)で約7万円の減少です。

 減る一方の年金額、高齢者のため息が聞こえてきそうですが、むしろ私には、未来を描けない若者の年金離れが心配です。今後今並の暮らしを維持するには、老若男女ともに相当な覚悟が要りそうです。

 特例水準2.5%の解消
平成25年10月 平成26年4月 平成27年4月
1.0% 1.0% 0.5%

 ※仮に3年間、物価スライド・賃金も現状維持場合


 3年間で国民年金約2万円、標準世帯約7万円の減少
  平成27年4月 減少額 平成27年4月
国民年金
(満額)
月65,44円 △月1,675円
△年20,100円
月63,886円
厚生年金
(標準世帯)
月230,940円 △月5,900円
△年70,800円
月225,040円




ときどき晴れ、だから人生は楽しい!  

 私は年金や医療・介護・雇用保険などの社会保険、施設入居などのお金に関する相談を受けています。
但し、経済状況が悪化の現在、対応に苦慮することも多々あります。

 ときに、お客さまがボソッと言われる言葉に、私自身ドキッとした気づきをいただくこともあります。先日もそんな人にお会いしました。

 その人はAさん。「人生を無駄に過ごしてきた・・」と突然一言。「体力に自信があったので、働けばその日暮らすお金は稼げると思っていた。でも年をとり体に無理が効かなくなった。もっとお金と向きあっておけば良かった、と。

 私から見れば、人と話すのが苦手と言うAさんが、相談に行こうと思って来てくれただけでも嬉しいのですが。とは言え、今まで考えたことがないお金のことをAさんに理解していただくのに時間がかかりました。

 幸いにも話しあううち、Aさん自身が気づいていない年金資産を発見できました。セカンドライフの資金の目処がついたAさんの顔は笑いっ放しです。

 ときどき晴れが、人生を楽しくさせるのですね。

2012.12.1






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