年金のお話
 

曲がり角にある公的年金〜角度は鋭角かも!   

 厚生労働省は、本来より多く支給されていた厚生年金や国民年金の支給額を平成24年度から3年間で2.5%減額する方針を示しました。今後の情報から目が離せませんね。

 確かに高齢者の収入の約7割を占める公的年金額の減少は、セカンドライフに大きな影響を与えます。

 物価の変動に合わせて決まるのが年金額です。問題は、物価が下がっていたのに支給額を下げず本来の年金額よ2.5%多い年金額を支給した国と、本来より多い年金額を受けていたことすら認識していない高齢者が多いということです。

 今や、公的年金は誰の目にも曲がり角です。このままでは、ひょっとしたら鈍角でも直角でもなく鋭角に曲っていきそうです。

 国は今こそ、信念を持ってこれからの国を支える若い世代が夢を持って加入したくなる公的年金の継続に力を入れて欲しいと願っています。

 



母から子へ 〜 年金教育

 国民年金は40年加入して現在788,900円(約80万円)受給できます。新聞などでは満額で約月6.6万円(788,900円÷12月)などと表示されますが、実際に満額受給している人は限られており、特に女性では少ないのが現実です。

 先日、国民年金に40年加入(納付済)の女性(65歳)にお会いしました。思わず「すばらしいですね」と
声をおかけしたら「母のお陰です!」の言葉が返ってきました。

 結婚するとき母親から年金手帳を渡され、「これは将来役に立つから結婚後も必ず続けなさい」と言われたとのことです。大変なときは母の遺言と思い頑張って納付してきたとのこと。

 自分の子どもにも同じように年金のこと話してきたそうです。まさに年金教育は、母(親)から子へ継続されていくのですね。

 最近、自分が無年金だから子や孫には同じ苦労を味わってもらいたくないと年金の大切さと有り難さを伝えている人にもお会いします。

 相談を受ける身としては嬉しい瞬間です。

 

2011.12.1

 






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