年金のお話
 

国民年金の追納期間10年に   

 国民年金の加入者が未納期間の保険料を追納できる期間が、2年から10年に延長される「年金確保支援法」が平成23年8月4日に成立しました。

 施行日は平成24年10月1日までの政令で定める日、延長可能期間は施行日から3年間に限ります。

 「将来の無年金・低年金を防ぎ、高齢期の所得の確保を支援する」
 が国の目的です。法案の成立で約40万人が無年金者にならないとされています。

 これから年金の受給権を得る人が対象なので、既に老齢基礎年金を受給している人(繰上げ受給者含)は対象外です。

 ただ、現在、国民年金の保険料は1年間で約18万円、過去分を追納できるようになったからと言って即何年分も払える人ばかりではありません。

 いずれにしても、今回の改正利用には本人の申し出が必要です。これから1年ほどの広報から目が離せそうもありませんね。



国民年金保険料、昔は月100円だった!

 平成23年度の国民年金の保険料は月15,020円、初めて前年度より下がりました。そうは言っても収入に比べ、保険料の負担感は相当なものです。

 では、昔はどうだったかを調べてびっくり。
 国民年金が成立した昭和36年度の保険料は100円(35歳以上は150円)でした。当時は、年齢で保険料が違っていたのですね。

 大卒の初任給と保険料の推移を比較してみると、保険料は150倍、初任給は12.6倍、近年の負担の重さがよく分かります。

 逆に、現在受給している人は、支払った保険料に比べ受給額が多いのですが、それでも無年金者や低年金者が多いことが話題になっています。

 しかし、本当に怖いのはこれから年金を受給する世代です。政府はもっと真剣に、年金のこと分かりやすく広報していく必要がありそうです。


 主な年の国年年金保険料と当時の大卒初任給(※)

保険料納付月 35歳
未満
35歳
以上
大卒初任給
s36.4〜41.12 100円 150円 15,700円
s42.1〜43.12 200円 250円 26,200円
s44.1〜45.6 250円 300円 32,400円
H10.4〜17.3 13,300円 193,900円
H22.4〜23.3 15,100円 198,800円
H23.4〜24.3 15,020円 197,400円

※厚生労働省

 

 

2011.9.1

 






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