年金のお話
 

年金額、0.4%引下げに修正(平成23年度)   

 厚生労働省は23年度予算案で見込んでいた年金額0.3%減から0.4%引下げると修正しました。

 偶数月の年金振込み額が前回より100円でも下がるとなぜ?と質問する人が多い今、0.4%減は高齢者にとり無視できない金額です。

 ちなみに、国民年金に40年加入した人の年金額は788,900円(前年度比▲3,200円)。救いは国民年金の保険料が15,020円(前年度比▲80円)と前年度より下がります(平成23年度)。

 ちなみに母子家庭・父子家庭などに支給する児童扶養手当、障害者などに支給する特別児童扶養手当なども年金同様0.4%減となります。

 私たち庶民のおサイフの紐は、ますます固くなりそうな気配です。





主婦の年金の救済(運用3号)〜凍結

 夫が退職または自営業者などになったとき、専業主婦だった妻が第3号被保険者から第1号被保険者になる手続きを忘れ、国民年金の保険料を納付していない場合、直近の2年分を納付すれば、2年より前は保険料を納付したとみなすしくみが平成23年1月から始まっていました(運用3号)。

 しかし、既に気付いて国民年金の保険料を納付した人との不公平感、運用3号が、法律の改正ではなく厚生労働省の課長通達で実施されたことに批判が集中しました。

 そこで、厚生労働省は2月24日救済措置を一時停止しました。今後は総務省と厚生労働省の話し合いで新たな対策が示される予定です。

 誰に聞いてもおかしい救済措置に対する疑問の声が国に届いたことは嬉しい限りです。

 時代と共に人々の価値観も多様化し、シングルで働く人、結婚しても仕事を続けたい人や生活のために働かざるを得ない人など様々です。

 そろそろ第3号被保険者の存在のこと、国民全体で一度真剣に議論するときがきたようです。

2011.3.1

 






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