年金のお話
 

年金の言葉が分りやすくなりました!   

 年金の相談の現場で、いつも感じていたのが言葉の難しさです。ただ、専門用語を分りやすく説明することの大変さも実感していました。

 先日、日本年金機構のホームページで、「わかりやすい言葉置換え例集」をみつけました。タイトルが、まだ硬い気もしますが、見直し例に工夫の跡が見受けられます。

 例えば、資格喪失日は「退職日の翌日」、第3号被保険者は「厚生、共済等保険加入者に扶養されている配偶者」、勧奨は「○○のご案内」、還付は「払い戻し」、催促は「納付案内」、過誤納は「保険料の納め過ぎ」などです。

 届いたハガキに「勧奨」とありドキッとした人も、○○のご案内とあればホッとします。当分の間、見直し例が手元から離せないようです。

☆他の見直し例

事業所

種別変更(届)

第1号被保険者

被保険者記録
勤務先
加入変更(届)
国民年金加入者
加入記録




意外と知られていない、「年金は個人資産」

 本人以外の人が本人に代わって年金の相談や年金の請求などする場合、「委任状」が必要です。年金は、個人に属す資産だからです。ただ、この当たり前のことが、意外と知られていません。

 年金事務所の受付に委任状の必要なことの記載がありますが、家族なのに「なぜ」と感じる人もいるようです。今夏、既に死亡している高齢の親の年金口座から、家族が年金を引き出したケースが複数表面化しました。

 ともすれば家族というくくりで、うやむやにされ勝ちなのが年金(お金)の問題です。今回の件から、生存しているが判断能力がない高齢者の年金が、家族の生活費に消えている例もありそうです。

 現在の高齢者の年金額が侮れない金額であるだけに、年金は個人資産だから、家族でも勝手に使えないという正論だけで解決しない問題でしょう。解決が必要な年金問題はいろんな意味で山済みです。

 

2010.9.1






Copyright 2005-2010 cyottoiwasete.jp. All rights reserved.

◆掲載している文章・写真等、すべてのコンテンツの無断使用を禁じます。◆