年金のお話
 

自営業者の妻の年金

  「ちょっとお聞きしてよろしいですか?」女性の年金セミナー終了後の質問タイムに中年の女性から遠慮がちな声で質問を受けました。
「国民年金に加入し夫婦ともあと少しで60歳、夫が病弱で働けないが障害年金をもらえる程重症ではない。生活が苦しいので夫の分だけでも60歳から繰り上げしたいが・・」という質問でした。
 夫が本来もらえる年金額(国民年金35年加入)は65歳から70万円。繰上げ請求で52万円に下がります。当然に、その他の繰上げ請求のデメリットは十分飲み込んでの質問です。
 年金セミナーで質問を受けてやりきれない気持ちになる瞬間です。
夫婦が経済的にゆとりがあるなら年金の知識を生かした有効なアドバイスも可能です。しかし、今の生活が成り立たないときはアドバイスの選択肢も限られます。
 サラリーマンの妻に比べ、自営業者の妻の質問は人生の重みを感じるものが多い今日この頃です。


離婚件数は失業率と女性労働力率から推計される?

 面白い統計(読売ウイークリー2006.1.22号より)にであいましたのでご紹介します。第一生命経済研究所の永濱利廣・主任エコノミストによれば離婚件数は失業率と女性労働力率から推定可能とのことです。
 2003年と2004年2年間の離婚件数と実績との差2.3万件が離婚予備軍であり2007年度以降に離婚する可能性があるという説です。人の心までも統計で分かるというのが面白いですね。
 いずれにしても2007年度以降、年金分割の理論と現実偏のギャップが明らかになれば、実数はまたかわったものになるかもしれません。

2006.2.22






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