年金のお話
 

女性の結婚観が変化 〜年金財政にも影響?  

 読売新聞(2008.8.27掲載)の年間調査によれば、「女性は結婚しなくても十分に幸せな人生をおくることができる」と思う女性は58%、男性は51%。

 「結婚した方がよい」と思う人は全体で65%と高率ですが、現実は30歳〜34歳の未婚率(2005年)は男性47.1%、女性32.0%と過去最高だそうです。

 結婚観の変化は、世帯単位で支給される年金財政にも影響します。例えば、単身者が死亡して遺族年金を受給できる遺族の範囲はとても狭く、単身者が納付した保険料は殆ど掛捨てです。

 ライフスタイルの変化は、同世代間の負担と給付の格差に疑問を持つ人を増やしそうです。

未婚率(%)                    国勢調査
25〜29歳
30〜34歳
男性
女性
男性
女性
1975年
48.3
20.9
14.3
7.7
2005年
71.4
59.0
47.1
32.0





将来を考えると不安!  〜自営業者の妻の場合

 来年子どもが高校を卒業したら今もらっている遺族基礎年金102万円が貰えなくなると聞いたのですが・・」と心配そうな女性から質問を受けました。

  確かに、遺族年金の内容は相談者の言われるとおりです。昨年自営業の夫(43)が病気で死亡しパートで頑張って子育て中という女性の将来を思い、説明しながらも何ともやりきれない気持ちでした。

 23年も国民年金の保険料を払って、遺族基礎年金が1年半しかもらえないとは想定外だったようです。

 昨今、年金に限らず社会保険は低所得者層優遇が目立ちますが、真面目に保険料を払った人に優しいしくみづくりも必要でしょう。


2008.10.1






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