年金のお話
 

高齢者こそ十人十色  

 一般的には65歳以上を高齢者と言います。さらに、75歳未満を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者といいます。しかし、年金相談の現場からみた高齢者の能力は年齢だけで計れません。

 「ねんきん特別便」の聞き取りをした80代の女性の書く字のスピードと確かさに驚き聞いてみました。彼女は60年以上日記をつけていると、年代ものの日記帳の束をバッグから出し机に並べました。もし職歴確認に必要なら日記帳で確認しようと持参したとのこと。

 学歴とか、勤務経験の有無より、その人がどんな暮らし方をしてきたかが正直に形に出るのですね。毅然とした後姿が眩しく見えました。



制度改正が利用者を増やす〜育児休業

 平成17年4月から、育児休業を取得した厚生年金の被保険者は、子が3歳(改正前は1歳)になるまで保険料が免除され、育児を始める前の報酬(標準報酬月額)で保険料が納付されたものとみなされます。

 これまでの育児休業直前の下がった報酬でなく、育児を始める前の高い報酬が納付されたとみなされ将来の年金額も減らないので女性に嬉しい制度です。

 改正の効果は正直に統計に表れました。育児休業の保険料免除者が平成18年3月で前年度比24.0増、19年3月で前年比14.7%増えています。

育児休業保険料免除者
14年度
15年度
16年度
17年度
18年度
免除者(人)
66,938
71,955
78,208
96,941
111,159
伸び率(%)
9.2
7.5
8.7
24.0
14.7


2008.5.1






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