年金のお話
 

若い世代こそ知っておきたい 〜年金の知識

 最近、20〜40代くらいの世代対象にハローワークなどでセミナーをすることも増えました。働き方で変わる社会保険の内容などで、年金や健康保険、税金などのお話をします。

 皆さん、とても熱心に耳を傾けてくれますが、年金に関しては将来的に諦め的な感覚はお持ちなのか、知識不足は否めません。

 例えば、「年金を受給できるには何年の加入期間が必要ですか?」に正しく答えられる人も意外と少ないのが残念。
 答えは、平成29年8月から10年(平成29年7月までは原則25年)です。但し、加入期間が短いと当然に年金額も少なくなるので要注意です。

 だからこそ、「年金の加入期間を増やして、将来の年金額を育てておきましょう」が私の提案です。

 国民年金を満額受給するには、20歳から60歳になるまで40年加入して77.93万円(平成30年度)ですが、この40年と受給資格期間の10年(以前は25年)を入り乱れて理解している人が多いのも問題です。

 上記は老後の年金のお話ですが、本当に困ったときは強い助けになる遺族年金や障害年金・離婚分割の知識も大切です。特にこれからの人生が長い若い世代にとり、年金知識は必須です。

 先日も、現在サラリーマンの夫に扶養されている女性から、「受給資格期間には昔の厚生年金期間と結婚して国民年金に加入した期間(第3号被保険者期間)もプラスできるのですか?」と質問を受けました。
答えはイエス。

 いろんな知識を得て、質問できるようになればしめたもの。若い世代が年金を自分のこととして興味を持ってくれることを期待します。



地域では女性が元気 〜年金はありがたい

 いろいろ考えるところがあり今までの趣味をいったんリセット、高齢期も続けられる軽スポーツと趣味を本気で探し、10月に体験をし、11月から本格的に始める予定です。体験で改めて分かったのは女性が元気だということ。

 軽スポーツの会(週1)の指導者と参加者はすべて女性、歴史見学会(月1)の参加者の男女比1対2、男性は全て妻の姿をみて参加したカタチ。併せてこれまで夫婦で継続してきたカラオケ(月2)は継続しますが、こちらの仲間も9割近くが女性です。

 老齢厚生年金を受け取っている人、私のように老齢基礎年金だけの人、既に配偶者を亡くし遺族厚生年金と老齢基礎年金を受け取っている人と、年金事情はそれぞれ異なりますが、年金で不足分はパートなどで少し働いて工面し、皆さん上手に人生を楽しんでいるようです。

 女性が長生きの理由も少し分かった気がしました。軽体操を長く続け、笑い、ときにランチを一緒にして気軽に会話を楽しもうという姿勢が長生きのコツなのでしょう。そんな、リタイア後の生活を支えているのが年金なのです。

 私は専業主婦を経て独立して働いているので年金は少ないのですが、それでも月6万弱の金額は全て自分の自由に使えるお金なので、本当に有り難いお金です。

 一般的に男性より女性の方が長生きなので、この調子でいけば遺族年金を受け取る期間もますます長くなり、国の年金財政にとっては厳しくなると思いつつ、個人的には年金受給期間を伸ばせたら嬉しい限りです。

 金額の多寡に関わらず年金が老後生活のベースを支えているのは間違いありません。何かと年金のことが話題になるのも、皆の興味があるからでしょう。

 私も、これからの人生をより楽しむために、年金を上手にやりくりする楽しみが増えました。



2018.11.1

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