年金のお話
 

老齢基礎年金のみの受給権者      〜繰上げ受給率35.6%

 老齢基礎年金のみ(※)受給権者の繰上げ受給率が35.6%(平成27年度)と年々低下しています。

 ちなみに繰上げ受給とは、本来65歳から受給できる老齢基礎年金を65歳前に前倒しで受給の意味。

 早く受給するデメリットは繰上げる月数×0.5%減額。仮に60歳0ヶ月で繰上げると65歳になるまでの5年(60月)×0.5%=30%の減額となります。

 繰下げ受給とは、本来65歳から受給できる年金を、66歳以降希望するとき(原則70歳)受給の意味。仮に66歳0ヶ月で繰下げると1年(12月)×0.7%=8.4%の増額となります。


老齢基礎年金の繰上げ・繰下げ受給の推移(年度末現在)
  繰上げ 本来(65歳〜) 繰下げ
平成23年度 41.7% 57.1% 1.2%
平成25年度 38.6% 60.1% 1.3%
平成27年度 35.6% 63.1% 1.4%

(新規裁定)
  繰上げ 本来(65歳〜) 繰下げ
平成23年度 25.3% 73.0% 1.7%
平成25年度 14.4% 84.1% 1.4%
平成27年度 10.9% 87.1% 2.0%

       ※ 基礎のみ・旧国年(5年年金除)受給権者対象

 平均寿命の伸びの影響でしょうか。繰上げが減り、繰下げが少しずつ増えています。但し、単純に受給年金総額だけで判断は禁物。暮らしの質と満足度の価値基準を前提の判断をお忘れなく・・・ 

 

「行動 が新しい発見と活力を生む!

 将来のことは誰も分からないけど、ある程度自身が行動することで、未来の扉を開くことは可能かもしれないと最近気がつきました。

 例えば、親族の受給資格10年に短縮の年金相談に同行して傍らで聞いていたA子さん、自分の場合はどう何だろうとふと思い質問をしてみました。

 今まで、年金なんて何の興味もなく無年金だったけど、今度の質問を機に調査次第ではひょっとしたらの感触もでてきました。

 まさに、同行という行動を起こしたから、新しい展開の兆で明かりが見えてきたのです。きっとこの行動力が他の分野によい影響を与えるでしょう。



 そこで私の提案です。高齢期でもドタバタするのを恐れず、この年になってとか、もう遅いと人生を悟ってないで思いついたこと、気になっていることを解決するために、役所や友人に相談するなど「行動する習慣を身につけて欲しい」が私の願いです。

 さらに、今回の改正の意図、老後の生活を支える年金の大切さを若い人に自分のこととして知って欲しい旨の公報も必要でしょう。

 誰もがいずれは生存していれば高齢者。長くなる寿命リスクは今の高齢者より若者こそ影響大だからです。

 

2017.7.1





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