年金のお話
 

免除申請の年金額の誤解!  〜 実は免除年金額はお得

  国民年金の保険料を経済的に納付するのが困難なとき、保険料の免除申請をすることが可能です。前年の所得要件などに該当すれば、国民年金の保険料が全額免除・4分の3免除・半額免除・4分の1免除される制度です。

  ところが、意外とこの制度の良さが伝わっていません。国民年金額には国庫補助(税金)が2分の1投入(平成21年4月以降)されているという、しくみが浸透していないのも原因のようです。

  そこで、「免除申請すると年金額も少ないのでしょ!」という質問をよく受けます。確かに正規に納付した方より少ないのは当然ですが、受給額は納付分に比べ意外と多いのです。

  例えば、全額免除の場合、保険料の納付は全額免除ですが、年金額は正規に保険料を納付している人の2分の1受給できます。

  2分の1免除の場合、保険料は正規に納付している人の2分の1ですが、年金額は正規に保険料を納付している人の4分の3受給できます。

  さらに、生活が楽になったあと10年以内なら、免除期間分の保険料を追納して年金額を増やすことも可能です。

 長い人生にはいろいろ大変な時期もありますが、ぜひ救済措置のしくみを知っていただけたらと思います。


 

マネープランの必要性に気づいているが・・    〜 自分の年金に対する理解度が低い 

  公的年金の将来に対して不安感を抱く人が増えていますが、その内容について理解している割合が以下の統計からも低いのが残念です。完全にリタイアしたあとの生活のベースはやはり公的年金が頼りだからです。

  ただ、漠然と将来を心配するだけで未来が明るくなる訳ではありません。公的年金は確かに難しい、だからと言って知らなくていいと言う訳ではありません。直接自分の老後の生活に関係するからです。

  最近は、定期便も届いています。届いた書類をじっくり読み自分の年金に興味を持っていただけたらと思います。調べていくうちに疑問がいっぱい出てきたらしめたものです。

  年金事務所や街角の年金相談所などに出かけて質問してみてもいいでしょう。働いている人は第2土曜日に出かけてみてはいかがでしょう。朝8時30分から開いています。

  相談やセミナーなどで多いのが、「何を質問したらいいのか分からない!」のことば。つまり何も知らないと質問すらできないのです。質問があるということは、人によりレベルはありますがご自分で学んでいるからです。

  公的年金のこと分かれば、働く効果、老後の収支額や、必要準備資金なども具体的に見えきます。あとは対策をたてて行動するのみ。漠然と不安を抱えた生活が生きがいのある生活に変わるかもしれませんね。


2016.11.1






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