年金のお話
 

高齢期は女性が元気!

 今、国は女性が活躍できる社会環境の整備を推進していく方向です。確かに現役時、男女の働き方に制限の差が存在するのは確か。女性がその能力を仕事で100%発揮でき、満足している人がどれだけいるか疑問です。

 しかし、高齢期をみれば話は違ってきます。例えば、日中美味しいお店のランチ、夫婦を除き、1人または友人たちと食事をしている人の大半は女性。カラオケ喫茶で楽しむ人、カラオケ発表会の参加者の大半も女性。団体ツアー客の大半も女性、介護付き有料老人ホームなど高齢者施設入居者の大半も女性。

 先日久しぶりに観劇した宝塚では、ほぼ8割が女性、うち高齢者の占める割合はかなりなものでした。高齢期を女性は自由に楽しんでいます。

 そこで気になるのは高齢期の男性。家族のためや自分のために一生懸命働いた後、女性に比べ短い老後期間をどこでどう過ごしているのでしょう。実態が中々掴めません。

 「夫が働き貯めたお金や年金のおかげで私も自由に暮らせているの!
の知人のことばで気が付きました。女性は長い高齢期を自由に気楽に暮らしている人も多そうです。人生をトータルでみた女性の暮らしの満足度は意外と高いのかも知れませんね。

 仮にもう一度生れ変われたら、女性に生れたいという人が何%いるのか期待度も高く知りたいところです。





高齢者世帯の所得の約7割弱が公的年金・恩給

 国民生活基礎調査の概況(平成26年)によれば、高齢者世帯の所得の約7割弱(67.6%)が公的年金・恩給によるとのことです。なお、公的年金等の総所得に占める割合が100%の世帯は約6割弱(56.7%)です。

 年々%は減少傾向にありますが、それでもなお高齢期の家計に占める公的年金の重さに変わりはありません。

 「1年国民年金の保険料を納付すれば、65歳から年いくら増える?」の質問を受け、「約2万円弱」とお応えすると、19万円弱払って「たった2万円!」的な反応をいただきます。

 ここで知っておいて欲しいことは、若い時の1万円と高齢期の1万円の価値は違うということです。若い時の金銭感覚で老後の暮らしを判断できないことも知っておきましょう。そのとき助けとなるのが公的年金です。

 但し、公的年金だけで老後は乗りきれないのも事実。だからこそ、老後を具体的にイメージしたマネープランの必要が今求められているのでしょう。

 


2016.2.1






Copyright 2005-2016 cyottoiwasete.jp. All rights reserved.

◆掲載している文章・写真等、すべてのコンテンツの無断使用を禁じます。◆