終の住まい
 

インフルエンザの流行


 この冬は高齢者施設で感染率がひどく死者が出た報道もあり、施設も神経質になっています。

 私も支援する高齢者を月1回訪問していますが、出入り禁止の連絡、解除などの連絡が続き、訪問日程の調整に追われます。

 中には、「来訪してもいいが、居室がある3Fでなく1Fのフロアで10分以内にしてください」と、暗に訪問して欲しくないニュアンスが伝わってくると訪問を迷います。

 施設に入居(入所)している高齢者は、ただでさえ体力が弱っているため感染しやすく、○○さん大丈夫か心配は尽きません。

 担当している高齢者のうち3名は90代で、施設からの電話のたびに悪い知らせでは?とドキドキ。

 私も支援する身が病気では困るので、体調には万全を期し、予防注射を打つのは勿論、ささやかな体力作りを心がけています。

 そんな訳で、支援しているつもりの私の方が支えられていると最近気がつきました。人生持ちつ持たれつなのですね・・・




高齢者施設のキャンペーン


 高齢者施設を多く見学しているせいか、キャンペーン情報が目につきます。オッ安いと思ってその気になる前にちょっと一言。

 安いには安い理由があるのです。

 まずは、キャンペーンの理由と内容(費用・地域環境・職員の対応等)見学して確認です。

・新規売出しのため地域の人に知ってもらうため
・いい施設だが、入居一時金や月経費が高額過ぎて空きがでたため
・過去に入居者に事故があったため月管理費を押さえて募集等・・

 長寿化により施設入居期間も長くなりがちなので、示された費用に何が含まれているのか正しく受け止める知識も必要です。

 多様化する高齢者施設(住宅)のしくみの理解が大切。併せて生活感のある金銭感覚が求められます。

 現在、既に年金を受給しているのか、就労しているのか、無職か、入居予定時の年齢も関係します。

 医療費や介護が重くなったときの支出の見積もりが甘くなりがちが高齢期の落とし穴だからです。

 終末期の住まい選びは、若い時以上に「シビアに実行」が基本かも知れませんね。


2019.3.1


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