終の住まい
 

介護付有料老人ホーム 〜 男性が増えてきた

 1 月初めA 介護付有料老人ホームを訪問しました。
いつもと異なる階で、何だか男性が多いので職員にお聞ききしたところ、2 1 名中9 名が男性( 約4 3 % )とのこと。

 通常、認知症の人が入居するフロアの約2 0 〜 3 0 %を男性が占めていることが多く、男性が4 割強にびっくりしました。この階は人気で待機者がいらっしゃるとのこと。

 男性の平均寿命約8 1 歳( 簡易生命表平成2 9 年) と伸びた影響はこんなところにも出ているのですね。

 今後男女とももっと寿命が伸びると予想され、男性の入居率も増えるのでしょう。長寿化で施設入居のタイミングも変わりそうです。

 施設の介護職員にも高齢者が増え、老々介護は自宅ばかりではありません。

 入居者の皆さん、テーブルで食事の準備ができるのを、各々が回りと話すでもなくただうなだれて待っています。

 男女とも若い頃は、職場や家庭でそれぞれの役割を生き生きこなしていらした方ばかりなのに・・・

 毎回訪問するたびに、高齢になるという現実に遭遇する寂しさを感じる日々です。


高齢者施設〜待ちの時間が長い


 特別養護老人ホーム( 以下特養) で入所者の様子をみて気づいたことは、待ちの時間が長いことです。

 食事まで1 時間以上前に特養に着きました。既にフロアには入所者の半分位着席していました。

 私は支援するB 子さんの部屋に行き、着替えを手伝い車イスでフロアに向かいました。

 ほとんどの入居者が揃ったところで水分( お茶など) が出、食事が揃ったのはテーブルについてから約1 時間かかりました。

 特養は要介護が重度の人が多く、すべての準備に時間がかかります。せっかく着席しても動き回る人もいて介護者は息つくヒマもありません。

 B 子さんに限らず、他の人も油断をすると、テーブルに顔を伏せて寝ている人も大勢います。
 
 そんな訳で、この施設でのB 子さんの一日の仕事の大半は、3 回の食事と何回かの排泄と寝ること。
他に週二回の入浴、訪問医療を時々受けることです。

 B 子さんは、上記の恩恵を受ける為にじっと待つ暮らしです。時間がとてもゆったりと流れます。

 「本人が疲れると困るので面会は短めに」が施設の意向。1 月に1 回訪問の私としては心引かれながら早めに退所となります。


2019.2.1


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