終の住まい
 

高齢者施設の対応もいろいろ


 高齢者が長いこと施設に入居(入所)していると、転倒や病気等で急遽病院に入院・検査等も稀ではありません。

 そんな時の施設側の付き添いの対応は様々。
 @ 施設の職員が病院に付き添い、その後後見人等に報告し、
  今後の対応を指示するケース。
 A 後見人等に付き添いを依頼、または後見人等の事情で
  当日同行不可の場合、家族や後見人等が家政婦協会等に
  付き添いを依頼(実費)するケース等。

 急な入院の場合、後見人と言えど駆けつけれない場合もあるので、Aのケースは手配と費用の面でも大変です。@の場合は、一定範囲の場合は契約等により比較的費用も低めです。
 
 早朝の電話はいつもドキッとします。何かことがおきるのはほとんど夜中、施設の職員からの電話は朝が多いからです。

 転倒で骨折?、ベッドから落ちて骨折?、便秘ぎみで嘔吐、感染症、食べ物がのどに詰まったなど・・・

 それでも、毎回丁寧に電話を入れてくれ、即病院に付き添ってくださる職員に感謝です。

 私が支援している高齢者たちも90代が増え、いろいろな連絡が増えています。後見人等に必要なのは体力としみじみ感じるこの頃です。




私たちはこの施設に入居できない  〜高齢者施設で働く職員のつぶやき

 このごろ妙に思い出すこと、それは私が支援する人が入居していた施設の若い職員が呟いた一言。

「私たちは、ここの施設費を払うことができないので、入居できないでしょう」と言う言葉。

 確かに、その施設に入居できる人はかなり裕福な人です。入居一時金は安いけど、その分毎月の支払いは約37万円。年金収入があったとしても、月々の差額分はかなり持ち出しです。

 ましてや、20代の若い世代の年金は65歳から受給、介護職員の報酬等は一般的に低め、将来の年金額も多分低めになるでしょう。ため息交じりの言葉が身に染みます。

 かなり裕福な高齢者を、一生懸命働く若い人が支えているのが高齢者施設の一部の現実です。

 最近届く高齢者施設からのパンフレットにも、入居一時金1人約3,000万円、月の維持費(介護サービス1割負担・高熱費等含)約25万円ほどの数字が踊っています。

 一体どんな人が入居するのだろうと金額をみて、出るのはため息ばかりです。

 施設で働く職員に限らず、高齢者を支援する私もこの施設には入居が難しいと感じています。


2017.12.1


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