終の住まい
 

必要に迫られての施設の選択 ~対象者で変わる

  7月、8月、9月の3ヶ月で高齢者施設を15ヶ所見学しました。以前は趣味で友人たちと月に4ヶ所くらい見学していました。

  数的には変わりませんが、今回は即施設入所(居)が必要な3人のためなので、真剣度と判断基準が違います。

  勿論、入所予定の本人の生き方やこれまでの暮らしぶりも無視できませんが、最重要なのが入居一時金や毎月の管理費等のコストです。

  高齢者の場合、本人の状態(健康状態・認知度・資産など)の認識について、本人と周りの人の認識のずれがあるので大変です。

  最近、とりあえず介護付有料老人ホームに入居して途中で支払えず退去する人も少なからずいるとの情報もあり、費用面では特に慎重に計算します。

  高齢期、施設をあちこち変わるのは本人にとっても好ましいことではないからです。

  今回の施設見学の15ヶ所のうち8ヶ所は、炎天下坂道(多摩市は坂が多い)を電動自転車で走りました。今となってはいい思い出になりました。 

      

高齢者施設も管理者次第 〜雰囲気と清潔さなど

  高齢者施設は、誰が実際に管理しているかでその施設の雰囲気、清潔さなどが違います。

  施設の運営業者も関係しますが、実際に毎日そこで働く施設長の存在が一番関係する気がします。

  廊下に書類入りのダンボールが山積み、屋上の景色がいいが売りの施設で屋上に出るドア前に荷物が山積み、居室が整頓されていないなど、防災、防火などに対する危機管理からも心配です。

  同じ築年数でも、掃除が行き届かず整理ができていない雑多な施設は、「生活の質」が気になります。

  何より、高齢者施設は「生活の場」ですから、当然清潔で心地良さは大切です。

  なお、施設の運営業者と施設長の連携が取れていない施設は最悪です。

  先日訪問した介護付有料老人ホームは、本部が新聞に入居者募集のチラシを入れたのに、当の施設担当者に伝わっておらず、系列のグループホームのチラシさえおいてありませんでした。

  入居して欲しいのか、欲しくないのかさっぱり分からない施設でした。介護分野も一種のサービス業の認識が必要でしょう。

  上記のように施設の運営状況は様々。切羽つまって見学しても感じる能力・体力・時間などにゆとりがありません。元気なうちに見学をオススメする理由です。


2016.10.1

 


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