終の住まい
 

会話支援機器コミュニケーション・      サポートシステム「comuoon

 1月下旬12月1日オープン予定の介護付き有料老人ホーム(もみの樹・渋谷本町)を友人と見学してきました。新宿から2つ目のもより駅から商店街を10分ほど歩けば施設着と交通の便は最高です。

 都心の施設ですから費用は少し高めですが、その分快適な暮らしのための環境づくりにロボット活用など積極的に取り組んでいます。

 中でも興味を持ったのが会話支援機器「comuoon」。
難聴者が補聴器を装着せず会話を楽しめる卓上型の集音器です。補聴器は声以外の雑音まで集音するが、「comuoon」は声のみ拾ってくれるとのこと。

 皆が集まるフロアに複数台あれば、聞き手も話しての負担も減り、聞き取れない故のトラブルも減り、何より会話も楽しめます。

 今まで、フロアに集合しているけど、各々勝手に一日居眠りをしている人を多く見てきた私としては一番の発見でした。

 とかく高齢者施設は、入居一時金と毎月の管理費などのみに目が行きがちですが、ゆとりがあればこうした設備の良さも選択肢の1つになりそうです。

 ちなみに「comuoon」は、本体スピーカーとショットガンマイクのセットで216,000円(税込み)とのことです。

 





特養、都市部で増設の方向へ          ~厚生労働省

 厚生労働省は平成28年春に特別養護老人ホーム(以下特養)を賃貸物件で運営することを認めるそうです。

 このままでは待機者が増えそうなので規制を緩和の方向で社会福祉法人の認可基準を見直す通知を出すとのこと(日経新聞 27.11.10)。

 特養は費用が安く手厚い介護を受けられる終の棲み家となる施設。待機者は都市部を中心に52.4万人。

特養の入所申込者の概況   単位:万人

     要介護1〜2 要介護3 要介護4〜5
全体 17.8(34.1%) 12.6(24.1%) 21.9(41.8%) 52.4(100%)
うち在宅   10.7(20.1%) 6.6(12.7%) 8.7(16.5%) 26.0(49.6%)
うち在宅外 7.1(13.6%) 6.0(11.4%) 13.2(25.3%) 26.4(50.4%)
 ※厚生労働省  老健局高齢社支援課 (平成26年3月資料)

都道府県別の入所申込者   単位:人

  東京都   宮城県 神奈川県 兵庫県 北海道
43,384 38,885※1 28,536※2 28,044 27,547
 ※1 重複等有 ※2 一部保険者未集計(平成25年10月1日現在)

 親の介護で離職せざるを得ない子世代(介護離職)を減らす対策です。一定の所得・資産がある高齢者の負担が増えたとは言え、まだまだ特養のコストは格安で利用者には嬉しいニュースです。

 今後は、心から継続して働きたいと言える介護職の人を増やすため待遇面の改善を願っています。



2015.12.1

 


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