終の住まい
 

フロアーのソファが消えた!

 いつも通っている高齢者施設の3階のテレビの前のソファがなくなっていました。訪問のたびAさんがよく座っていた馴染みのソファです。

 L字型に並べられた2つのソファが、何となく家庭のリビングの雰囲気を出していたので寂しい限りです。

 そう言えば、最近入居された男性がいつもソファに寝そべって寝ていたことが関係しているかも・・と勝手に想像しています。

 フロアーは入居者の共有部分なので、判断能力が不十分な人が多い階とは言え、共同生活の規律を破るのはよくないみたいです。

 自由に暮らしているようにみえる高齢者施設も注意してみると、生活のルールがきちんと決まっているのですね。

 他の施設でも、食事のときの挨拶、部屋のベッドの片付け、フロアーでの暮らし方など、ときに優しく、ときに厳しく職員が声がけをしています。

 実の親子だとケンカになりそうな場面でも、職員さんは、仕事だからできるのだなーといつも感心。

 施設訪問も長くなり、今まで見えていなかつた新しい発見があるのが嬉しい日々です。





介護保険の利用料が変わる(平成27年度) ~介護付き有料老人ホームの場合

 平成27年4月より、介護報酬改定(△2.27%)により、介護付き有料老人ホーム(一般型)利用料も変わりました。改正は4月利用分からなので、5月請求分から変更になります。

 27年3月末までに比べ、サービス利用の自己負担額(1割負担)は、ほんのわずかですが減ります。

 特定施設入居者生活介護(都内A施設)の自己負担月額(円)
  要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
~ 27.3 19,173 21,387 23,765 25,979 28,292
27.4 ~ 19,162 21,338 23,683 25,859 28,170

 今回の特徴の1つは、サービスを提供する介護従事者の専門性が評価される加算が新設されたこと。

 サービス利用料の減少は、介護事業者の経営視点からみても厳しくなることが予想されます。

 平成29年4月に消費税も10%になることが確定しています。物価もジワジワと上がっており、行きつけのお店のランチも、中身を少し変えて1割以上値上がりして敷居が高くなりました。

 今後は、施設の入居率・介護職員の質、経営者のモラルと経営方針の確認も大切です。入居一時金・毎月の管理費が安いだけで施設入居を決めるリスクも今以上に求められます。

 一度施設に入居すると、資産や介護状態、高齢などの事情で簡単には移動できないからです。



2015.6.1

 


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