終の住まい
 

入居初期費用もいろいろ ~家具・テレビ・カーテンなど
 
 介護付き有料老人ホームの入居時に支払う主な費用は入居一時金、最近は一時金なしで毎月の管理費などが高額な施設も増加しつつありますが・・

 併せて目立ちませんが、以下の備品の契約形態にも注意が必要です。

 施設見学時の部屋は、クーラー、ベッド、タンス、テレビ、カーテン、テーブルなどが備えてあり、入居後の新たな支出発生に思いがいきません。

 が、入居して即気付かされるのが、快適さはただでは得られないことを! 部屋の備品は、すべて備え付け、レンタル、自分で購入などに分かれ、手間とコストのかかり具合が異なります。

 ときに前の住まいで使用していた家具などを利用しようと取った見積りをみて、人件費を含めた運び賃の高さに驚くことが多々あります。

 レンタルがない場合、入居者本人の好み、家具などと壁や床の色との調和、妥協できる範囲の費用など考慮して選ぶ買い物は神経を使い、予想外に時間がかかります。

 高齢者施設に転居も引越のうち、落ち着くまでエネルギーがいること、普通の引越と変わりがないと、久しぶりの高齢者の支援で改めて実感しました。





素朴な疑問 ~ 休日の介護職員が少ない

 介護付き有料老人ホームは、一般的に要介護者3名に対し、常勤職員1名の職員体制(週40時間換算)で運営しています。要介護者2.5人または2人に対し1以上で運営となると手厚い介護と言えます。

 訪問した施設は、職員体制は2.5:1と割と手厚い介護体制です。しかし、最近休日に何度かこの施設を訪問して、受付と各階のフロアーの職員がウイークデイに比べ少ないことに気がつきました。

 例えば認知症のフロアー、10以上いる要介護者の食後のトイレの世話をたった女性2人でしており、その仕事のハードさに驚きました。

 ウイークデイには職員の人数も多く、職員間の会話もあったような気がするのですが・・・。当然、入居者1人1人に声がけなどできる状態でなく、ただ機械的にトイレ介助をするだけで精一杯です。

 仮に、休日に大きなトラブルがおきたらと思うと、少し怖くなりました。何もおこらないお昼でさえ、見守りさえできてないのに・・・。

 職員不足からか、衣類などの件でお伝えしたことが職員間で共有されておらず、部屋の空気も以前よりどんよりしています。

 こうした施設の変化は外から訪問する人の方が気づきやすいのも事実。厳しい競争の介護業界を生きのびるために、率直な声に耳を傾ける必要がありそうです。 



2015.5.1

 


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