終の住まい
 

高齢者向け集合住宅建設 ~わが街の活性化が始まる

 私が住む多摩市は団塊世代が多く、高齢化率が高いことで知られています。気に入っているこの街で最期まで暮らしたい私の唯一の不安でした。

 先日、京王電鉄が沿線に高齢者住宅を整備するという嬉しい記事を見つけました(読売新聞26.10.28)。第1弾として聖蹟桜ケ丘駅にサービス付き高齢者住宅(サ高住)と介護付き有料老人ホームを建設予定とのことです。

  サ高住 介護付き有料老人ホーム
 対象者 自立又は介護度が軽い 介護度が重い
 入居者等 約6 0 名・駅徒歩2 分 8 0 名・駅徒歩9 分

 中間所得層だった高齢者の利用を設定しているそうです。都心にでかけるのも便利、ショッピングや食事も楽しめる百貨店があるとなれば高齢者施設のイメージも変わります。

 合わせて高齢者施設に入居した高齢者が住んでいた自宅を若い世代に賃貸して、街の活性化を図る計画とのことです。

 事業が成功すれば、高齢期のお金の先細りを心配する高齢者、子育てに必要な広い家を希望する若い世代、街の活性化を願う企業と市、いずれにとっても朗報です。

 2016年の開業を目指しているそうです。終の棲家選びが今まで以上にワクワクしてきました。




福祉のありがたさ ~Aさん(80代)の場合

 仕事で高齢者を施設や病院などに訪問して感じるのは、人は多くの人に助けられて生きているのだなーということです。サービス付き高齢者住宅(サ高住)に暮らすAさんの場合でお話します。

 Aさんは一人暮らしで身寄りがおらず、要介護3、判断能力も不十分です。サ高住は在宅扱いですから、サービスは外部のデイサービスを利用しています。

 本人の部屋で定期的に開催される会合で会う福祉関係者は、ベッドなどのレンタル会社職員、ケアマネジャー、介護福祉士、通っているデイサービスの担当者、サ高住の管理者と後見人の私の計6名。

 中でも、担当ケアマネジャーはとても丁寧に私に状況報告をして下さいます。

 財政が厳しい介護保険ですが、介護の御世話になっている人と支援する福祉関係者にお会いするたび、介護保険は本当に有り難い制度と実感します。

 但し、サ高住はある程度自立できていない人には不自由な施設です。例えば、デイサービス利用1つとっても、外にバスを待たして自立できてない本人の送迎に時間がかかると他の人から苦情がでます。
本人の居心地も悪いでしょう。

 至れり尽くせりのサービスを受けられると、暮らし易さは別、施設選びは慎重にするが基本です。Aさんは、訳あって次の施設入居が決まるまでの一時的住まいです。当分の間、この状態が続きそうです。


2014.11.1

 


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