終の住まい
 

お一人さまの老後

 最近、1人暮らしの方が増えています。
ずっと1人、訳あって1人、死別で1人など 理由は様々ですが・・。

 認知症で自宅がゴミ屋敷などNHKの報道の影響もあるのでしょうか、自分の老後を心配し始めた単身者も増えているようです。

 誰しも若いうちは、他人にお任せするしかないことが起こるとは思ってもいません。しかし、気力・体力・経済力などが減退したとき、全て1人で事務手続きひとつとっても対応は無理です。人はいろんな人や制度の御世話になりながら、生きて行かざるを得ません。

 単身者こそ、老後を迎える以下の準備などを、意識して早めにしておく必要があります。

 @ 自分の異変に気づいてくれる友人や近所の
   人との交流など、環境を作る。
 A 何かの折、お金で解決できる経済力を持つ。
 B 自立と自律を心がけ、健康寿命を伸ばして
   おく。
 C 最期まで自分らしく生きるために、自分の想いを残しておく。

 夫婦でもいずれは1人。私も人生の最期のとき、心から「いい人生だった!」と言えたら最高です。

 そうは言いながら、高齢者訪問で見かける現実は厳しく、まさに生き伸びるのは大変の連続です。

 



高齢者施設 ~若い世代は馴染みにくい

 介護付有料老人ホームは、原則60歳以上の自立及び要介護の人が事業者と契約して入居できる施設です。とは言いながら、入居者の平均年齢は85歳前後が多いのが特徴です。

 統計によれば、認知症の高齢者は増加傾向にあり、2025年には高齢者10人のうち1人以上が認知症になると推計されている。但し、認知症は高齢者に限りません。

 18歳以上65歳未満の人が発症する若年性認知症は、現在全国で38,000人。この人たちの病状が進行すれば、高齢者施設に入居も有り得ます。

 一般的に入居者の年齢層が高い高齢者施設では、65歳以上でも比較的若い世代は施設の暮らしに馴染めないのが現実です。

 判断能力が不十分な人同士でも、20歳以上年齢差のある人とは興味も話題も体力も違うからです。

 若い世代が徐々に個室に引きこもり、いろんな行事への参加も減りがち。若い世代で介護が必要になり施設入居すると、年齢が高い人以上に医療保険・入居一時金の負担も含め暮らしにくいのです。

 入居者の日中の過ごし方を見学し、入居希望者の状況にあった施設選びが大切です。高い買い物ですから、面倒でも一手間かけて納得後契約したいものです。


65歳以上の人数と割合
2012年8月 2015年 2025年
3,058万(24.0%) 3,395万人(26.8%) 3,657万人(30.3%)
(社会保障審議会 介護保険部会・第46回2013.8.28)


2014.1.1

 


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