終の住まい
 

高齢者施設 ~「食事が美味しくない!」は致命的?

 仕事をリタイアした高齢者にとり、食事は唯一ともいえる楽しみです。ましてや高齢者施設に入居した場合、在宅のように自分の好きなものを自由に選べないので、食事の良し悪しが施設生活の快適さを左右します。

 家族会で多い苦情の1つも「食事」に関することです。支払う食費と食事内容に納得がいかない施設がかなりあるのも現実です。

 もちろん、食事の味付けの好みは人によりますし、持病によっても対応が異なります。但し、基本的な味の良し悪しは、料理人の腕と配膳者の心遣いなどで決まります。

 A施設では、家族会などで何度も食事の苦情があったのを受け、委託事業者を変えました。その後「食事が美味しくなった」と言う入居者が増えました。但し、この施設は珍しい例です。

 B施設では、家族会で何度も苦情を受けたにも関わらず何も変わりません。「メニューは変わるけど、味が皆同じ」、「美味しくない」の入居者サイドからの声が虚しく響きます。

 最終的には、施設側が何に重きを置いているかの経営方針に関係するのでしょう。これからは、高齢者施設も入居者あって成り立つサービス業だと気づいた施設が生き残りそうです。

 



足こぎ車椅子    ~ 自分の意志で動ける幸せ

 
 脳梗塞などで体が不自由になった人などが施設で受けているリハビリは、作業療法士などの見守りで歩けるようにするものです。足がほとんど動かない人がここまでこなせるには根気と時間がかかりそうです。

 しかし、以前NHKで紹介された足こぎ車椅子はちょっと違います。どちらかの足が少しでも動かせれば、自分で車椅子をこげる可能性がある足こぎ車椅子です。

 何より、人の介助や見守りなしに、自分の意志で自由にペダルを両足でこぎ続けられる可能性がある嬉しい車椅子です。実際の映像を見ましたが、自由に楽しそうに自分で車椅子を操作して楽しそうにリハビリをしていました。

 私もその昔、右足の甲にヒビが入り、左足で自転車のペダルを回転させて買い物に行った経験があります。知らない間に右足も添えていたことを思い出しました。

 これまでリハビリと言うと根性が必要で、私みたいに運動音痴できまぐれな人には5分と続かないイメージがありました。でも、この車椅子なら我儘な私もリハビリが続けられそうです。

 ちなみにレンタルも購入も可能、介護保險が適用にならない市町村もあるとのことです。


2013.7.1

 


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