終の住まい
 

施設入居〜身元引受人が必要

  グループホームや有料老人ホームなどの高齢者施設に入居するとき、施設側から必ず聞かれるのが「身元引受人の有無」です。

成年後見人などと身元引受人では立場が異なります。施設の入居に必要な契約は成年後見人で足りますが、利用者本人が死亡したときの遺体の引受けは身元引受人が必要になります。

 そこで最近は、身元引受人をたてる代わりに、利用者が施設入居時に200万円から300万円位の一時金を支払い、施設側に最後の後始末をしてもらうしくみもあります。

 そうはいっても、身寄りのない人や支援可能な親族がいない人もいます。一時金もかなり高額です。

 そこで、福祉サービスの利用をサポートする地域福祉権利擁護事業を一歩すすめた『安心支援事業』が24年4月から東京都府中市で発足しています。

 入院時や福祉施設入所時の保証人がいない場合など、比較的安価な預託金を預けて、社会福祉協議会職員に支援をしてもらう制度です。

 対象施設を福祉施設入所時と断っており、どの高齢者施設でも可能ではありませんが嬉しい情報です。何れにしても、こうありたいと希望し選択肢を広げたいなら、お金も必要と言うわけですね。

        <預託金額の目安>
 入院費用として  60万円
 施設入所費用として  24万円〜42万円
 葬儀・埋葬費用として  35万円

 

リハビリ病院もいろいろ

 この3ヵ月以内にリハビリ病院を3箇所見学しました。それぞれに特色があります。

 A病院は、やたら院内が広くて綺麗だけど行き交う職員と患者が少ない病院。入院費用が高めだけが入院患者が少ない理由だけではなさそうです。退院者の評判をきいてみたいものです。

 B病院は、廊下も狭くきれいではありません。
患者と職員も多く活気に満ちていますが、患者数に比べ訪れる家族が少ない病院。実際、入院している人に面会時、医療相談員に伝えたいことがあっても、予約がなければご遠慮くださいと職員に断られました。

 C病院は、古い建物で狭い廊下と低い天井、継ぎ足しの建物は入り組んでいます。入院患者は多数おり、団欒室などで家族と入院患者の交流が多々見られ和やかでした。患者に対するリハビリも卒なくこなし、案内職員も丁寧でした。

 ただ、同じ施設を見学しても見学者の受けとりかたも異なり、一概にどの病院がいいとは言えません。今まで暮らしてきた環境、病院に何を求めているかで違ってくるからです。

 急性期に入院した病院から転院するリハビリ病院は、選んで入院の可能性も少ないのが一般的です。
自分が実際にそうなったとき、まさに運を天に任せる心境です。


2012.4.1

 


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