終の住まい
 

たかが歌、されど歌・・・

 夏休みを利用して、夫の母(96歳)が入所している名古屋の老人保健施設に、夫婦で行ってきました。母はこれまで施設を何度も変わっていますが、今回は何となく生き生きしていました。

 耳が遠い母を気遣い、持参したノートに大きな字を書いて会話する夫に、ときに本音の突っ込みを入れる母、思わず3人で大笑いです。

 近年にない母の変化は、その後フロアで参加した歌の会の様子でちょっと分かった気がしました。

 フロアでは40名ほどの参加者、うち歌に興味がある母を含めた20名ほどが、大きな声で歌う職員に合わせ、歌詞を見ながら10曲以上歌ったのです。

 過去、多くの施設見学をしましたが、今回のように入所者が積極的に声を出す場面は初めてでした。
 他のイベントもたくさんあり、人気の施設で、中々入所できないという評判も納得です。


 


有料老人ホーム〜夫婦部屋?個室×2室?

 最近は、夫婦で有料老人ホームに入所するとき、広い部屋に2人で入所でなく、個室を2部屋選択する人も増えつつあります。

 夫婦が元気なときの個室×2室の使い方は色々。
1室を夫婦の寝室、1室を団らんの部屋などにするケースが多い様です。もちろん、ある程度経済的にゆとりがあってのお話ですが・・・

 しかし、高齢期は夫婦にとり予想外の展開があります。例えば、連れあいが認知症になった場合、同室では配偶者の生活パターンが狂う、連れあいが他室に迷い込んだりして苦情が増え配偶者の心労が募るなどです。匂いの問題もあります。

 また、一般的な施設の場合、夫婦部屋でも決して広くはありません。時間はタップリあるだけに、「ずっと2人の暮らしは息がつまりそう」という夫婦がいて不思議ではありませんね。

 先日、夫婦で旅行したとき、ある施設の夫婦部屋と同じ位(45u)の部屋に宿泊したので、高齢期の暮らしを疑似体験してみました。

 そこで分かったこと。まだまだ私たち夫婦には修行が必要だということが・・・


2011.9.1

 


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