終の住まい
 

高齢者施設の入居一時金、土地代で決まる?

  施設の入居一時金も昨今はかなり低くなりましたが、都心はまだまだ高額です。高齢者施設の見学を重ねるにつれ、入居一時金の差は土地代の差ということ、少しずつわかってきました。

 リタイア後、どこに住むかは高齢期のプランニングに大きく影響しますが、終の棲家も例外ではありません。

 それでも、高額施設が売れているという現実。
 バブルが弾けたとは言え、未だに土地の神話が生きていること自体、庶民の私には不思議です。土地代が高くても暮らしに便利とは言えない街を知っているからです。

 少しだけ足を延ばせば、同じ沿線上に便利でお買い得な施設を見つけられるかもしれません。

 最後は高齢者施設に住みたいと感じたら、快適な施設探しを体が動き、自分で判断できるうちに見学しておくとよいでしょう。身の丈にあった施設でゆったり満足した暮らしを得るためにも。



高齢期こそ、家計管理能力が問われる

 収入が多かった人は、公的年金額や預貯金額なども多いのが一般的です。ただ、これは、収入に見合った暮らしをしてきた人の場合です。

 厄介なのが、収入が多かったのに、支出が多く預貯金額があまりない人の場合です。公的年金額が多いと、税金や医療と介護保険など高めの保険料支出と、治療やサービスを受けたときの高めの支払いは生涯続くからです。

 イザ、高齢者施設に入居したいと考えたとき、施設の選択肢がかなり狭まります。入居一時金が準備できない、病気や介護の状態で、希望施設にすぐ入居できないこともあります。

 今まで元気だったのに状態が急変、まさか、まさかの連続が高齢期の特徴です。厳しいようですが、リタイア後で公的年金収入しか頼れないときこそ、家計管理の仕方が問われます。

 我が家はちょっと不安という人は、今からでも少し家計をシンプルにする努力をしてみてはいかがでしょう。


2011.7.1

 


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